イギリスで買い付けた、1980年代頃のFRANK USHERのヴィンテージイヤリング。
ダークロイヤルブルーのエナメルで彩られたダークシルバートーンメタルに、ガンメタルカラーのオーバルカボションがセットされています。
深い青とガンメタルのコンビネーションが放つ、シックな光沢が印象的。
身に纏えば、花びらのようなシェイプと、艶めくダークトーンの濃淡が独特のムードを醸し出すお品です。
カボション表面に細かな傷、クリップ裏側のメタルに一部色むらが見られます。その他良好なヴィンテージコンディションです。
※イヤリングクリップが元々若干緩めのお作りであるため、フィット感を高めるため、クリップに新品のシリコンカバーを装着してお届けします。
★イギリス買付品
◆未使用のデッドストックアイテムで、FRANK USHERのオリジナルタグ付きです。
【FRANK USHER(フランク・アッシャー)とは】
1942年に設立されたものの活動を休止していたブランド”FRANK USHER”は、1944年にアン・ブリューとマックス・ブリュー夫婦に買収されたことで有名になりました。
ナチスドイツからの難民であり、ナチスからの迫害に苦しんだ末にロンドンに移り住んで出会い、共に成功を掴んだブリュー夫婦の人生は、とてもドラマチックなものでした。FRANK USHERを買収後の二人は、無我夢中で懸命に働き、デザインから資金調達、経営や床の掃除まで、すべてを自分たちでこなしました。
1980年代から90年代初頭にかけて、FRANK USHERはスカーフ、ネクタイ、コスチュームジュエリーなど、さまざまなアクセサリーを作り始めました。同社はコスチューム・ジュエリーを作るにあたり、ジュエリーカンパニーや宝石商と協力しながら独自のデザインを行いました。ジュエリーはベルベットのポーチに入れ、フランク・アッシャーのロゴをプリントした紙タグを付けて販売されました。
ブリュー家はイギリスのファッション業界に大きく貢献するばかりでなく、会社をアイコニックで国際的にも有名なものにし、世界中にオフィスを構えるまでに成長。マックスが重い病に倒れて亡き後は、アンが事業を続けましたが、彼女が78歳になった2000年に経営を引退しました。
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※当店で扱っている商品は、ヴィンテージのアイテムです。目立つ傷や汚れは記載しておりますが、状態の良いお品でも、経年に伴う小傷や汚れ等がある場合がございます。新品とは異なるヴィンテージ特有の風合いとして、ご理解頂けますようお願い申し上げます。
ヴィンテージ・コスチュームジュエリー
年代:1980年代頃
サイズ:H 約3.9cm x W 約3.1cm
素材:メタル、エナメル、プラスチック
重さ:約13g (片耳)
刻印:なし
輸入元:イギリス