幼稚園児のときに、旅行先で作ったガラスのペンダントがあります。

幼稚園児にしては渋めの色合い。
このペンダントは、これまで一度も身に着けないまま約25年間大切に保管してきました。
「いつになるか分からないけれど、もう少し歳を取ったら着けたくなる」・・いつもそんな気がしていて。
そして、その時は突然訪れました。
昨晩遅くにお気に入りのジュエリーたちを眺めていたとき、「明日、このペンダントを着けたい」と強く感じたのです。
早速金具を足して、お気に入りのヴィンテージチェーンを通しました。

身に纏ってみると、やはり今の自分にしっくり馴染んでくれているような気がします。
長らく「なかなか取り入れるのが難しい色だな」と感じてきたペンダントですが、今となっては、自分のパーソナルカラー(ストロング&ディープオータム)を知っていたかのような色合いで作ってくれた、幼少の自分に感謝。
このペンダントを眺めていると、初めてのガラス工芸にワクワクしたことや、ガラスを配置したときに何をイメージしていたかを思い出すことができます。温かい気持ちを抱かせてくれる、小さな宝物です。
今日は、このペンダントを着けて初めて出かけようと思います。