ロンドンでの買い付けも、いよいよ最終日となりました。
この日は、当初回る予定だったマーケットを全てキャンセルし、前日に出会えたアメリカ人ディーラーさんと再度会って買い付けを行うことに。
彼女は「Elysa JewelryのInstagramを見てあなたのテイストを把握した上で、もっとジュエリーを持ってくる」と言ってくれていたので、今日の再会が楽しみです!
前回のブログはこちら→「イギリス買い付け日記 DAY4」
買い付けに出かける前に、この日は早朝に起き出して少しだけ趣味の時間を取ることに。
ロンドンに来てから、なかなかほっとひと息つける時間を持てておらず、精神的なエネルギーチャージが必要だと思い至ったのです。
ということで、買い付け初日に購入したお気に入りのテディベアのプチ撮影会を開催することにしました。
まだ皆寝静まっている頃だったので、忍び足でそろりそろりと部屋を出てホテルの共用部分に向かい、ひっそりと撮影を楽しみました。
この子の顔を見ていると本当に癒やされます。見るたびに心から、可愛い!この子にして良かった!と思える。
アンティークマーケットで唯一自分用に購入したものを、じっくり眺めて触れる時間も取りました。
それはこの、木の卵。
ずっと木の卵が欲しかったのです・・!
籠に入った卵たちの中から、一番好きな木目のものを選びました。ずっしりとした重さもとても良い。
朝の静寂の中で、一人何も考えずに好きなものを愛でる時間。ほんの十数分のことでしたが、心が安らいで今日も頑張るぞ!とリフレッシュできました。
(ちなみにこの後、ホテルで火災報知器が鳴り響き、宿泊客たちが次々と部屋から飛び出してくる騒ぎとなりました。誤作動だったそうで良かったです。)
気持ちの充電ができたところでホテルを出発し、電車に乗って出かけました。
移動のお供には、いつもこのハーブキャンディを。
去年ドイツ買い付けの際に購入してから気に入り、常備するようになりました。
道中のマーケット。
変わったものも売っていて楽しい。
約束の場所に到着し、ディーラーさんと無事に再会。
昨日の彼女の言葉通り、たくさん新しいアイテムを持ってきてくれており、心に刺さるジュエリーが多くありました。
彼女が私のために時間を作ってくれていたおかげで、心ゆくまでセレクトに没頭することができ、素敵なジュエリーが揃いました。
満足のいく買い付けをすることができ、これからも連絡を取り合おうね!と言い合って彼女とお別れをしました。良いご縁に感謝。
当初の予定より早めに買い付けが終わったので、6年前に訪れて楽しかった、大英博物館のミュージアムショップにささっと寄っておきたい!と思い立ちました。
夜には予定があったのでのんびりしているわけにはいかず、ダッシュでバスに乗り込みました。
大英博物館まで歩く道中、素敵な公園が。
芝生をのびのびと歩くカラスたち。カラスが好きなので、たくさん見られて嬉しい。
やっとのことで大英博物館に到着したものの、入口付近の人混みを見た瞬間に心がすっと閉じてしまい、そのまま踵を返しました。笑
ここまで来たのにさすがにもったいないかなとも思いましたが、あの人混みに向かうのはどうしても気が進まないと思い、大人しくホテルへ帰ることに。
乗り換えに降り立った駅で、大きなスクリーンに素敵な映像展示がありました。
好きな色合い。
ホテルに着いてから、しばし部屋でジュエリーの仕分けや整理を行い、また次の予定のために出かけました。
その予定とは、幼馴染とのディナー。今回の買い付け旅のご褒美です。
急遽素敵なレストランを予約することになったのですが、動きやすさ重視の服しか持ってきていなかったので、ゴールドの絞りエコバッグで何とか少しの華やかさを・・
初めて訪れる場所へ。街頭パフォーマンスに盛り上がる人々で賑わい、活気があります。
ムーラン・ルージュのミュージカル。時間があれば観たかったな。
目的のレストランに到着。
とても素敵な内装デザインに、感性を刺激されます。
美しい内装のフレンチレストラン。
天井が高く、広々として開放的なところが気に入りました。
席に着き、ロンドンで夢に向かって頑張っている幼馴染と再会。一気に心が和みます。
前菜のキャロットラペ。
幼馴染とゆっくり話しながら美味しい食事とデザートを楽しんで、とても癒やされました。
ここ一週間、主に空港、ホテルスタッフやディーラーさんとしか話していなかったので、プライベートな会話ができる幸せを噛み締めて。
幼馴染とのディナーが、ロンドン買い付け旅の素敵な締めくくりとなりました。
そして翌朝、早朝便で日本への帰路に着きました。
ロンドン買い付け旅は、これにて終了です。
ブログを最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
一つ一つ心を込めて選んできたヴィンテージコスチュームジュエリーたちの美しさが、どなたかの心に刺さり、そして身に着ける人を輝かせてくれますようにと、心から願っています。
イギリスで買い付けたヴィンテージコスチュームジュエリーはこちら→
▼イギリス買い付け日記DAY1〜4はこちら
イギリス買い付け日記 DAY1→